JAPIC概要

中国は、3000万台の自動車市場となり、3500万台の自動車生産能力を保有する

日本自動車部品工業団地(JAPIC)は、江蘇省丹陽市の丹陽経済開発区に2011年に開園した日系自動車部品製造メーカー専用の工業園区です。自動車の日本国内生産が横ばいまたは減少傾向にある中、日本の中小自動車部品メーカーは、海外の自動車マーケットに消極的であっていいのでしょうか。

中国は、早晩、3000万台の自動車市場となり、また、3500万台の自動車生産能力を持つようになります。その余剰の500万台が低価格を武器に新興国のマーケットに進出し、また、白物家電の例にもあるようにアメリカ、欧州、アジアの日本車シェアを浸食される可能性も否定できないのです。日本の中小自動車部品メーカーが生き残りを図るには、世界最大の自動車市場である中国でのビジネスを避けて通ることはできません。

JAPICは中国やアジアの自動車市場に打って出るためのインキュベーター

日本自動車部品工業団地(JAPIC)は、元トヨタマン 東和男の「日本の中小自動車部品メーカーの手助けをして日本の製造業の技術を継承したい」という理念と江蘇省丹陽市のコラボレーションにより誕生いたしました。技術は一流でも資本力と情報収集力が不足している日本の中小自動車部品メーカーがスクラムを組み、中小企業集団として中国やアジアの自動車市場へ切り込むためのインキュベーターがJAPICであります。

日本自動車部品工業団地(JAPIC)概況

名称

江蘇省丹陽経済開発区 日本自動車部品工業団地

所在

〒212310
中国江蘇省丹陽市経済開発区通港西路68号

設立

2011年

開発面積

第1期21万m²(建屋12万m²)、第2期30万m²(建屋15万m²)、第3期50万m²(建屋25万m²)

整備状況

第1期の共同棟(事務棟、共用棟)、貸し工場(レンタル工場)、従業員寮、構内道路、植栽等完成済み

交通

滬寧高速鉄道・京滬線の丹陽駅、京滬高速鉄道の丹陽北駅
滬蓉高速道路の丹陽インターチェンジ
上海虹橋国際空港、上海浦東国際空港

工場賃貸料

3年間無料。4年目以降は、天井高10m工場は10元、天井高5m工場は6元にて、丹陽経済開発区の相場まで毎年1元ずつ上昇

開発主体

江蘇省丹陽経済開発区管理委員会

運営・管理

東龍日聯(丹陽)企業管理有限公司

JAPICの立地

JAPICの立地とその周辺

JAPICは、丹陽市の北部にあり、丹陽経済開発区自動車部品産業園に隣接しています。丹陽駅からは車で10~15分(8km)、丹陽北駅からは15~25分(13km)の距離にあり、丹陽市街地、隣の常州にも交通至便の環境です。

日本自動車部品工業団地(JAPIC)入会・入居

JAPIC入会資格・入居条件

JAPICの主な入会資格は、日本の中小自動車部品メーカー、自動車素材・設備メーカーであること(会社の規模・系列・形態は問いません)、コアとなる技術と製品のあること、連帯行動の取れることです。自動車関連であれば、設計、デザイン、ソフトウェア企業も歓迎いたしております。

JAPIC入会金(入会費用)

JAPICへの入会時に、入会金として500万円をお預かりいたします。入会金はJAPICからの退会(退去)時に250万円を返還いたします。

お問い合わせ先

江蘇省丹陽経済開発区
日本自動車部品工業団地日本連絡所
336-0042
さいたま市南区大谷口1417-8
日本国際経済開発有限責任事業組合内
TEL: 048-882-9788
FAX: 048-811-4131
E-mail:
URL: http://danyang.jp/
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